別れと旅立ちのコンサート

子供ばんどのメンバーそれぞれに

トーベンについて書いてもらったものです。

そして本人にも表現のしかたはいろいろだけど、

みんなTOBENが大好きなのだ!!

さよならTOBEN、そして頑張れ!

 

私の体験記 BY トーベン

私が始めてあのおぞましいバンドを見たのは、

もうかれこれ4年ほど前になるであろうか。

ボーカルの奴は胸までとどく長髪、ドラムはサラリーマンの課長さん風、

ギターは時代錯誤、ベースはウロチョロウロチョロと

落ち着きのない奴というムチャクチャな奴らだった。

そう、その数少ないお客さんの前で熱演してたのが、

われらが子供ばんどだったのよね〜。

私はひらめきました。スバラシイ! 何かがある!!

それと実に明るい。私はすぐにスカウトしたのであった。

「あー、君たちなかなかグーよ。こんどセッションしましょうね〜」

JICK、直立不動で「はいっ!!よろしくお願いしますっ」

ああ、なんち美しい師弟愛よ!!

しかし年月がたつにつてれその美しい

師弟関係は逆転していったのであった。

さて、私はさっそく仕事を持ち込んだのであった。

『米軍キャンプ』おおっ、おぞましい。

この名を聞くだけで私はウサギとびをしたくなった。

さあ、それから1日でレパートリーをデッチ上げた。

HUMBLE PIE、FREE、TED NUGENT、FOGHAT、そしてオリジナル。

なんと私は「ツイスト&シャウト」「ルート66」まで

唄ってステージに花をそえようとしたのであった。

JICKにはさっそく英語の特訓。

タニヘイ、ヤマトにはもちろんウサギとびである。

 

いよいよ当日。

まず、その音のバカデカサにキャンプのマネージャーに怒られ、

おまけにJICKの英語ときたら「NEXT NUMBER IS・・・・」ばっかしなのであった。

外人客の目が点になっていくのがよーくわかった我々は

何回目かのハードはステージが終わったあと、

スタコラとオンボロキャラバンに乗って帰っていったのである。

そんな中でもヤマトだけはしっかり食べ放題の

サラダを食いまくっていったのであった。

あまりにおぞましいこれらの思い出が脳裏によみがえる時、

私は生きていてよかった!と心から思うのである。

私はこれから秘思い出を一つ一つ胸に秘め、

新たな出発をいたします。

ご声援大感謝!!

みんなこれからも子供ばんどを応援してくれ〜!!

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