D.Dさん、やまとゆうさん、ともこさんによる、子供ばんど海外レコーディングのこぼれ話し

★★★D.Dさん★★★

ニューヨークに(レコーディングに)行ったときは、

身元引き受け人をエピック・レコードが やってくれなくて、

カメラのヒロ伊藤さんに紹介してもらって

メン・アット・ワークになって もらったんだよねええ??

ヒューイ・アンド・ザ・ニュース違ったよねえ?

 

★★★やまとゆう氏★★★

メンアットワークもオーストラリア出身で外国人なのにね。(^^)

ヒロさんがリーダーのコリン・ヘイさんに頼んでくれて

アメリカでのビザがおりたと思うよ、たしか。

佐野さんのアパートにも遊びに行かしてもらって

色々レコード聞かして もらったりした。

縦にレコードをかけるプレーヤーが有って珍しかっ ね。

アメリカで泊まったホテルはどこも

セキュリティーに関しては今ひとつ だったね。

ホテルのフロントが日本並みにちゃんとしてたのは

バンクーバー(カナダ)だったな。

部屋からベイフロントが見えていてすてきなホテルだった。

僕らが帰る最後の晩にカメラマンの井手ジョージさんと

ジャックダニエルズにビールを入れて飲みながら

朝まで色々語ってしんみりしちゃったりしてた。

ハートブレイクキッズのNYレコーディングの時、同じスタジオの昼間を

フォリナーが使ってて押しちゃってルー・グラム(Vo)が謝りにきたりしてた。

ついでにフォリナーの次のアルバムには

ちゃっかりうちのレコーディングミキサー の名前が有った。

僕らの音を聞いて自分たちもミキサーをフランクにしたらしい。

最後のカナダレコーディングの時には隣でブルーマーダー(BM)が

やっててジョン・サイクス とカーマイン・アピスが居たな。

カーマインは僕らのスタジオに忍び込んで来てよくお菓子を食べてた。

僕もBMの連中が帰った後に隣に忍び込んでカーマインのセットを

叩いてみたりしたけど 叩きにくいセットだった。(^^;

カナダで僕らの後にエアロスミスが同じスタジオを使ったらしいけど、

ジョーイ・クレーマーのタイコの音は見事に僕の音と同じになってた。

音づくりをどうも真似したらしい。

あっちの人達はいいと思うとすぐに自分の物にとりこんじゃうんだね。

それがアメリカらしい発想なんだろうね、きっと。

国外レコーディングの事を少し思い出したのでちょっとね。

 

★★★ともこさん★★★

やまとさんの話に付け足し。

ハートブレイクキッズのレコーディングの時、

フォリナーのレコーディングが押して、押して、

子供ばんどの時間に食い込んだので、「お詫びに」その次の

子供ばんどの予定のスタジオ代は、フォリナーが持ってくれた、と聞いたよ。

「いい人達だった」って、これ、うじきさんに聞いた

記憶があるんだけど、どこでかは忘れたなー

 

 

追想記へ