あれは1980年の夏でした。その頃、大阪南港で、毎年ロックフェティバルが開催されていました。

当時、僕は中学1年生でした。友達(俊為君:僕の20年来の友達)に誘われて、会場に足を運びました。

出演者は、アンルイス・RCサクセッション・山下久美子などなど。誰かを見たいからと行ったわけでもなく、

単に、誘われて行っただけなので、出演者には全くと言っていいほど、関心がありませんでした。

観客席側に、ステージを終えた山下久美子さんが、いらっしゃったので無理矢理、

握手をしてもらったのが印象的でした(^.^)

 

そうこうしている内に、どこかで聴いたことのあるような歌が流れてきて、ステージを見ると

ギターを持って、ステージ狭しと走りまくりながら、何を言っているのか全く聞き取れないくらい

の早口で喋る、カーリーヘアーの人が見えました。

なんじゃ、この人は?

なんで、こんなに元気に走ったり飛び跳ねたりしているんだろうと思いました。

でも、見ている内にどんどんそのステージに引き込まれていきました。

” 東京 ダダダダ ダイナマイト!”

” あんたは まだまだ 子供だよ ”

なんだか、とっても、かっちょいいばんどだなあ、と思いました。

俊為君に、”この人達は、なんていう人?” と、聞くと

”子供ばんどや” という返事でした。

子供ばんどかあ。どっかで聞いたことあるなあ。これが、子供ばんどなんかあ

 

これが、子供ばんどとの出会いでした。

今から思えば、俊為君が僕を誘ってくれていなければ、子供ばんどと出会うことは

なかったんですよねえ。子供ばんどに出会わせてくれた、俊為君に感謝感謝)^o^(