僕は、奈良県在住の32歳、3人の子供の父親です。職業は、外科医です。この度、僕の大好きな子供ばんどのホームページを作成しました。HTMLの知識はほとんどなく、したがって掲示板もアクセスカウンターも自作できませんでした。機会があれば、勉強していつか自作してみたいと思います。

約12年ほど前、僕は浪人生の真っ只中でした。3年間浪人してました。先の見えないつらい日々でした。なんせ、実力以上の学部を目指していて、端にも棒にもかからないような学力でしたから。そのころ、ちょうど、BEFORE ZEROが発売されました。すぐさま購入し、レコードを聴きました。その時の、率直な感想は、子供ばんどってなんか変わったなあ、昔の元気なあの子供ばんどの曲とは、全く違うなあ、という感じでした。この頃リリースされたアルバムは、子供ばんどの変遷期だったような気がします。子供ばんどに何が起きたんだろうとずっと思ってました。

子供ばんどの歌っていうと、元気で明るく、歌詞よりノリの方が前面に出ている感じが強かったからです。

でも、BEFORE ZEROのBEFORE ZEROを聴いた時、自分でもびっくりしました。

歌を聴いて、自然と涙があふれ出てきたからです。

” ちっぽけな ボートで漕ぎ出していたのさ 立ち向かう波の大きさに我を忘れて戦った

矢は折れ、弾は尽き 沈みかけたこの舟で 何ができるというのか 負けを認めるつもりか

このまま流されて 海の藻屑と消えて行くのか”

まるで、自分に問い掛けてくれているかのような、歌詞でした。

この歌を聴くまで、ほとんどノイローゼ気味の毎日でしたが、これを聴いてから、また新たな気持ちで勉強できるようになりました。僕に勇気と力を与えてくれた大切な一曲です。

子供ばんどのおかげで、現在の僕があるようなもんです。大袈裟でもなんでもなくて・・・・。

活動が中止されたときは、信じられない気持ちでいっぱいで、子供ばんども少しずつ大人になっていったのかなあ、と思いすごく寂しかったです。

でも、”夢を追いかけて〜”と叫んでいたあの頃と、実はなんら変わらないんだ、方向が少し変わったのかもしれないけど、決して、夢をあきらめたわけじゃないんだ、と信じています。

僕も、当時は、医学部入学がとにかく夢でしたが、今は、また、新たな夢に向かって走りだしています。

現在、メンバーの方々も、気持ちはあの頃のままで、各々の夢に向かって走っておられるんだと信じています。

支離滅裂な文章ですいません。

ただ、言いたい事は、いつも、夢に向かって走っていきたい、その気持ちを、僕の心に強く刻んでくれた子供ばんどが大好きだ、ということです。

 

 

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